魚の命・・・魚をさばく

食べ盛りのこども達。

魚の献立が多い、ウィズチャイルドのこども達はお魚が大好きです。

今日は、楽しみにしていた鉄先生の”魚をさばく日”です。

 

モンテッソーリ活動の中で、植物や動物や魚の部位を学ぶおしごとがあります。生き物はみんな部位があってお名前がついていることを知ります。そんな活動をしたこども達は、本物のお魚に興味深々です。

スーパーで売っている切り身ではなく、お魚の姿そして命に触れる時間です。

触ってみたらどうな感じ?「目がぽにょぽにょしてる」「おなかはぷにぷに~」腹びれや背びれを広げて「わ~とびうおみたい!」と、感覚的に感じたことが言葉であふれます。

こども達の関心は、時間が経つごとに細部に及びます。

口を思い切り広げてみたり、うろこを指先にのせてみたり、観察する目は輝いています。右から左、上から下からと・・・手の平にのせたお魚を、しげしげと眺めます。

 

鉄先生がこんなお話をして下さいました。「どのお魚もお腹が銀色でしょ。それは海の中を泳いでいて、お空の太陽に照らされたとき、下から見るとキラキラして、他のお魚から分からないように身を守るためなんだよ。」一瞬し~ん。

そんなお魚の命を私たちはいただきます。

「残さないで食べると、お魚も喜ぶよね。」私達はお魚の命をいただき、それが自分の命になるということを考えます。

 

今日のメニューは、調理の先生が美味しくお料理してくださった”さばの味噌煮”でした。お魚の命にそして調理をして下さった先生に感謝して、みんな残さずいただきました。

美味しかったね!!